SOWACAFE DIARY

自家焙煎 真岡珈琲豆舎 ソワカフェ の日記

"I do not consider the sale complete until goods are worn out and costomer still satisfied."  - Leon Leonwood Bean 1916
「私は売れた商品がボロボロになるまで使われ、なおかつお客様がその時点で満足していることで物販は成立すると考える。」  - レオン・レオンウッド・ビーン (1916年)

 ■出店予定日時、場所は、ホームページに記載致しますのでご覧ください。→【こちら

生豆粉砕焙煎

□ごちゃごちゃ言ってないでとにかく動け、物を作ってなんぼでしょ、、、とエンジニアの神様から誤神託いや御神託がきこえてきたので、とにかくとにかくやってみました。
□実験的には因子ぐちゃぐちゃだし、たぶん再現も不能、比較もしていいものかどうか怪しいのですが、モノが出来ないと話にならないでしょ、と言うエンジニアのサガです。
□経験と勘で、有効そうな対応すべて放り込んで、結果がよければそれでオーライなのです。それでもって必ずあとで大問題起きて、メカニズムも原因も対処法もわからず大騒ぎになるのですが、その時はその時に考えるのです。実験計画法とか多変量解析なんてのんきにやっていたら、日本の製造業は中国ベトナムインドにすぐ負けちゃうのです。
□え、珈琲豆屋は、製造業じゃない? まあ良いでしょう。

 ノギスは10mm開いています。ちなみに豆は インドネシア スマトラ島北部産 アテン種→(百珈苑のこのページに非常に詳しい)

 んーなんか、粒度分布おかしくねーか???あやしい。なにかありそう。

 まあ考えてないでとにかく焙煎です。金網じゃできないし、改造中なので、フライパン焙煎です。煎ってて思ったのは、、、やっぱ、フライパンでも対流伝熱がmainじゃねーのかな、と思いました。伝導伝熱は生豆とフライパンの接点で起こるんだろうけど、、、特に生豆ホールの状態では、接点は小さいし、生豆中を熱が伝わるより、周囲の熱せられた空気で加熱しているのが主だと感じます。まあ、「比較的」伝導が多いのでしょうが。

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 まずいことになってきました。細粉がどんどん先に焙煎されてしまいます。まー当たり前の結果か。

 いまさらですが、メッシュ探してきて分級。まあ結果オーライ。

 さらに、特に大きめの粒が煎り時間がかかるので、分級。結局3つの粒度に分けて焙煎しました。なんと手間のかかること。
□勘ばかりで申し訳ないのですが、この粒度の違い、なんか怪しい気がする。単なる粉砕工程での確率的な分散と違うよこれきっと。焙煎時の香りも違う気がする。 先日頂いた、生豆の内部構造の文献読みなおしかなー。

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 sowacafe自慢の手動ヘビーデューティー粉砕機、生豆ぐらいへっちゃらだろ、と思ったら、、、まあ粉砕できたんだけど、疲れました。250gで手に豆出来ました。割りピン曲がっちゃいました。まー割りピンぐらい、交換すればよいのですが。

 いや、改めて、生豆固いですねー。剛性(いわゆる硬さ)だけじゃなくて、変形してエネルギー吸収する、高靭性材ですね。こりゃ良い材料特性かも。

 まあ味見は明日のお楽しみ。本来の目的とずれるけど、生豆粉砕品粒度(大、中、細)による味の違いも見ようかどうしようか、、、何の実験だっけこれ。

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