SOWACAFE DIARY

自家焙煎 真岡珈琲豆舎 ソワカフェ の日記

"I do not consider the sale complete until goods are worn out and costomer still satisfied."  - Leon Leonwood Bean 1916
「私は売れた商品がボロボロになるまで使われ、なおかつお客様がその時点で満足していることで物販は成立すると考える。」  - レオン・レオンウッド・ビーン (1916年)

 ■出店予定日時、場所は、ホームページに記載致しますのでご覧ください。→【こちら

コーヒー焙煎の化学と技術

■少しずつ解読中ですが、「化学」以前の問題として、技術的な部分が意外と自分が理解していないのにショックです。
□焙煎時の豆の加熱方法として、、、一般に伝熱は、、「輻射」 「対流」 「伝導」 の3つのはずだけど、さてさて、じゃあ実際の焙煎器における珈琲豆加熱は、どーなっているんだ?
□先日、焙煎器改造中の疑問として、(click!) 直火式金網焙煎器って、結局は対流加熱じゃないんだろうか?熱風式とどこが違うんだろうか??? て感じだったんだけど、ますますなぞは深まるばかり、、、
□「直火」って何なの? 炎??? えーっと、「炎」って、ラジカルとか、プラズマとか、関係していた気がしますが、そんな「炎」の性質が、「直火」の特徴なのか? てことは、炎にもっともっと近づけたほうが「直火らしい」焙煎方法になるのでしょうか?   も少し調べます。

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4μmより長い波長域を遠赤外放射(遠赤外線)とよんでいる。 この電磁波の特徴は光子のエネルギーがあまり大きくないので,生物や物質に照射され吸収されても,化学反応を促進することははほとんどなく,そのまま直接熱エネルギーに変換される。その結果 ,吸収した物質や生体の温度が上昇(加熱)する。4μm以上の波長の遠赤外線では,他の過程のエネルギー変換は全く期待できず,すべてが熱エネルギーに変換されると考えられる。 この熱作用をコーヒーの焙煎に利用 したものが赤外線焙煎機である。(河本康太郎 :『遠赤外線の実際 と応用』工業技術会,1989,p38)

(中林敏郎著 「コーヒー焙煎の化学と技術」 P126より引用)(太字は私がしました。)

□遠赤外線加熱って、「輻射」だと思うんだけど、この ↑ 引用部分が意味が解らない。
 「(対流加熱などに比べて)化学変化を促進することなく温度上昇する」って、なんなんだ? 化学変化を促進? (続く、、、)

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