ロシアレストラン梨美奈(芳賀)
■ロシアレストラン梨美奈(りびな)に行ったときのreport。
□店主さんのブログに乗っているケーキの写真が、ただならぬすばらしい気配なので、クリスマスケーキ探しがてら、速攻行ってみた。
■16時前尋ねると、初老の上品清楚な女性オーナーがお出迎え。ちょと硬い厳しい感じを受けた。先客はなし。
□席は、4人がけ6席、6人がけ別室。生花が美しい。BGMはロシア民謡だと思う。
■珈琲は梨美奈珈琲(ロシア珈琲、ロシアンコーヒー?)のみメニューに乗っている。420円。 別に、「普通のブレンド珈琲もある」ことを強調されていた。普通の珈琲飲みたいって言う客が結構いるんだろうな。
□「梨美奈珈琲」についてオーナーに尋ねてみた。最初っから砂糖が入っていて、上に甘い生ミルク(ホイップなし)が層状に乗っているんだそうだ。オーナーの雰囲気、初見だからかもしれないけど、つっけんどんな、感じがした。店内写真撮影の可否を尋ねると、OKとのこと。
□私は珈琲もっぱらブラックなんだけど、迷った末、せっかくなので柔軟に、「梨美奈珈琲」420円をチョイス。プラス柿ケーキ420円。ロシアン珈琲ってはじめてだ。何事も経験経験、て感じ。この選択で正解だったと思う。
□妻はケーキセット。ロシアンティー(ポット)付きで840円。ケーキは里芋。 カキに里芋とは、、、いったいどんなんだろう、って感じ。
■珈琲は混ぜずにそのまま飲んで、紅茶のジャムは混ぜると台無しになってしまうので、一杯ごとに飲み干してから次のジャムを入れて、、、と店主さんにきっちり指示される。こだわってる、主張があるんだろうなぁって感じした。
□ジャムは3種類付いてくる。ゆずとカリンとコケモモ。どれもたっぷり。ビン半分位あるんじゃないだろうか? 持ち帰りたいけど、、、次回は容器三つ持ってこようかな。
□珈琲カップは益子焼だろうか? 素朴だがきちっとしていて良い感じ。ハービーヤング氏のカード置いてあったけど、この人の作品なのかなぁ。HPのぞいてみたら、かっこ良いけど、めちゃくちゃ高価!驚いた。カップ一つ(ソーサー別)8000円とか、、、手が出ない。
□ティーカップはNARUMI製で美しい。←ここのHPかっこ良い。
■珈琲の味は、、、ミルク、砂糖入れた珈琲飲むことほとんどないんで、良く解らん。シアトル系のアレンジ珈琲よりはかなりすっきりしているな、と思った。
□ケーキは、よくも悪くも、正統派、昔ながらのスタイルを守りながら、新しい素材にチャレンジしているって感想を持った。
■水を足しに来た機会に、「いけばなすばらしいですね〜」とか、「ブログのケーキの写真に感動して来たんですよ」、、、などなど話しかけると、オーナーの表情、穏やかになってきて、話してくれた。
(ナスのタルト、ルバーブのケーキ、店主さんのブログより引用)
□ケーキ、ホールで注文可能とのこと。ただし、「どんなケーキが欲しいのかちゃんと言ってください。一般のクリスマスケーキのようなデコレーションは手が回らないのでやらない、他で売ってるようなものは作りたくない、」みたいななかなか厳しい条件。妻によると、値段は意外にも手頃だそうだ。 後日電話で頼むこととした。しかしどんな注文しようか? こちらが試されてる、挑戦されているようで、困ったような、うれしいような、、、
■店主さん、ロシアに住んでたってわけではないらしい。長いことロシア料理の仕事をしているんだそうだ。フランス料理より形式ばってなくて楽しめるところがロシア料理の良いところなんだって。
□料理も食べてみたいけど、ちょっとお金かかるなぁ。前菜、スープ、主菜、デザートと、各々数種準備されているので、本来ならここからチョイスするのが正統でかっこ良いんだろうけど、、、コースは最安で2310円。気軽には行けない。
□ペリメニ、ビッキー、キエフスキー、タバカ、ボジャルカ、サリヤンカ、ゴルブッツィ、チャホビリィ、ロゴスキー、ガルショーク、ラグー、などなど、聞いたこともない料理がMenuに踊っている。わくわくするけど、、、若い頃、比較的お金が自由だったら、デートとかこんなお店に通ったかも、と思った。
□正統派昔ながらのきちんとしたレストランっていう感じだけど、手入れがきっちりされていて、古臭さや陳腐感感じない。今時流行りの「ランチメインのオーガニックマクロビオティック風古民家改造風」のお店とは一線をきしている。こう言うお店良いなぁ〜。
□ホールに一人と厨房に一人、ご夫婦だろうか? 2人で回されていた。後ろと2階がご自宅。
□ただ、経済的にやっていけるのか、人の事ながらちょっと心配。かなりメニュー種類多いし、効率良いとは思えないけど、、、食にお金かける人、この辺にそんないるのかなぁ。これでやっていけるんだからすごい。
□近隣に大企業の工場/研究所があるので、もしかして会社の接待などに利用されるのかも。それならわかるな。
□どちらにせよ、もう一度訪れてみるつもり。今年のクリスマスケーキはここで頼んでみようかな。ケーキどんなふうに注文するか考えるのが楽しみ。挑戦しちゃう感じ。
□以上。