SOWACAFE DIARY

自家焙煎 真岡珈琲豆舎 ソワカフェ の日記

"I do not consider the sale complete until goods are worn out and costomer still satisfied."  - Leon Leonwood Bean 1916
「私は売れた商品がボロボロになるまで使われ、なおかつお客様がその時点で満足していることで物販は成立すると考える。」  - レオン・レオンウッド・ビーン (1916年)

 ■出店予定日時、場所は、ホームページに記載致しますのでご覧ください。→【こちら

炎と空気と焙煎について

■以下、下調べせずに、あやふやな知識と勘で書きますので、ご容赦下さい。ご指摘歓迎。あとで自分の勘があっているかどうか検証してみようと思っています。
□ と、言い訳をしておいて、、、空気、火、炎、についてなどなどです。

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□珈琲の焙煎は、よーするに生豆に熱を加えて化学変化をおこしていると言う現象、工程ですよね。
□熱を伝える方法としては、よく言われる所で、伝導、輻射、対流、なのでしょう。 あと、電子レンジなどを用いた自己発熱でしょうか。←あーマイクロウェーブだから、輻射の一種になるのかなぁ?)
□ま、焙煎方法、焙煎器のしくみ、それに焙煎時の調整操作によって、それらの加熱方法はいろいろな強さ、比率、タイミングで起こっているのでしょうが、私がどーもよくわからん、気になっているのは、、、
□とりあえず、伝導とか輻射はおいといて←たぶん、おいておいてもそんな問題ないだろうという勘ですが)、対流による加熱が、焙煎においては大きな割合をしめていると思っています。要するに、多少の違いはあっても、いずれにせよ、「熱した空気で豆を加熱してる」ですよね。

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□そこでですね、気になるのが、「熱した空気」の「成分」なのです。私の知っている範囲では、あんまり語られてないと思うのですが、、、
□まず、酸素の含有量。焙煎時の酸化反応は、もともと生豆中に含まれている酸素だけじゃなくって、空気中の酸素も使うと思っています。てーことは、熱媒体つまり空気の「酸素含有量」で、焙煎における化学変化、生成成分がそれなりに変わってくる、そして珈琲の香味だって変わってくるのではないかという「勘」です。
□電気式だと比較的話は簡単なのですが、ガスなどを熱源としている多数の焙煎器においては、燃料の燃焼にも酸素は使われてますから、加熱空気内の酸素の量って、制御難しいし、ダンパー操作(空気流量)でも空気中の酸素量が変わるでしょう。流量変われば、酸素の比率だけじゃなくって、接触量も変わるから、難しいです。豆の酸化による酸素消費の影響もよくわからんし。

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□もう一つ、いわゆる空気N2、O2、CO2など以外のガス成分の影響。石化燃料を熱源として使っているんだから、いろんな炭化水素系や硫黄系の気体やすすも発生しているはず。燃焼温度、効率などによっても変わるだろうけど。 それらが焙煎中の豆に吸着して珈琲の風味に対して影響してるって、けっこうあるんじゃないでしょうか。気になります。
□電気式、注文後に焙煎してくれるお店のジェットロースターなどって、いじったことないので分からないのですが、全量吸気排気しているのなら気になりませんが、空気を一部循環しているんじゃないのかなー、だとすると、焙煎時に発生したガスが再度加熱に利用されるわけだから、これまたいろんな成分が混じってますよね、、、
□うーんと、どんな実験したら良いんでしょ。熱交換器とか身の回りになさそうだし、ジェットロースターも持ってないし、、、ちょっと思いつかないんです。

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□あと、「火」「炎」そのものの話。炎の中って、原子がプラズマ化していたりするんじゃなかったでしょうか。直接、炎を豆にあてると、面白い事が起こりそうにも思うのです。
□かなり近火でがんがん炎を豆にあてても、攪拌をしっかりやってれば、表面焦げやいりむらはそんな起きないと思っていますのですが、、、それって、金網の中まで炎が入ってないかも。直接炎はあたってないようです。
□real_直火焙煎、やってみたいのですが、これまたうまい実験方法が思い浮かばないんです。

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□どんなアドバイスでも、教えていただけると嬉しいです。