SOWACAFE DIARY

自家焙煎 真岡珈琲豆舎 ソワカフェ の日記

"I do not consider the sale complete until goods are worn out and costomer still satisfied."  - Leon Leonwood Bean 1916
「私は売れた商品がボロボロになるまで使われ、なおかつお客様がその時点で満足していることで物販は成立すると考える。」  - レオン・レオンウッド・ビーン (1916年)

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短波長電磁波(UVなど)による生豆の反応はどうでしょ?

□20日(水)に言及した、(click!)短波長の電磁波による、加熱以外の化学反応の可能性について、y_tambe氏にtwitterにて教えていただきました。ありがとうございます。 でもまだまだ理解していません。 早く、『コーヒー焙煎の化学と技術』を解読しなくちゃ。

UVで励起する場合には、ラジカルを介する反応が進みやすい。この辺りは、通常の焙煎では比較的後期に起きてる反応で、フェノール系化合物が分解したり、縮重合したり、あの辺りの反応がそう。あとは、過酸化水素発生とか、あのへん。
一方で、焙煎の比較的初期から進みだしてる加水分解とか脱水とかは、求核反応や求電子反応などの機序で進むので、この辺りはUVでは進まない。なので、仮にUVとかで反応させようとしても「普通の焙煎」は進行しないです……多分「焙煎」と呼ぶには不十分な感じになると予想します。
『コーヒー焙煎の化学と技術』にも、ラジカルが寄与する反応についてはいくつか触れられてるので、「ああ、このへんの反応はUVでも進むのか」と考えてるのに役立ちます…ただまぁ焙煎における化学反応進行の「全容」は遥かに膨大で、中林先生の当時に判ってなかったことや、今なお不明の部分も多い。
ああ、糖類からのカラメル形成の後期(フランポリマー形成)なんかも、ラジカルがかなり寄与する反応だな。

(@y_tambe 氏のツイートを転載)
□『「普通の焙煎」は進行しない』←とか、めちゃくちゃ面白そう。普通じゃない焙煎ってどんなこと、どんな香味になるんだろう? 

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□↑ちなみに、ツイッターって言う、つぶやきサイトへ投稿することを、tweetって言うんです。(←2009年に登録された商標なんですって。)
□携帯電話も持ち歩かない、オフライン派の私には、twitterは、その流れ()の速さに私はとてもついていけないのですが、、、
□以前はIT関係のtweetが多かったのですが、この一年ほど、いろいろな情報をtwitterで発信される方がとても多くて、非常に有力な情報収集,発信&コミュニケーションの道具となっています。 上記転載のごとく、とても、「つぶやき」どころではありません。
□珈琲関係の人に特化してフォロー(購読みたいな感じ)している私の @sowacafe でも、軽く200人を超えています。でもほとんど読めていません。 フォロワーもっと減らさないとNGかも。

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