陶器焼成vs珈琲焙煎
■陶器焼成と珈琲焙煎の似ているところ
- 空気中で加熱。、一般に、加圧減圧は行っていないし、Air以外のガス(N2とか)は使っていない。(減圧or加圧焙煎、脱酸素焙煎、面白いかも!)、
- (電気窯などを除く)燃焼窯では、二次空気導入量によって、不完全燃焼物質(CO,C,煤(Cの凝集物のはず))を発生させることもできる。
- 二次Air導入量で炉内酸素量調整、発生ガスの排気、温度調整などやっていて、ややこしい。
(一次空気量をコントロールすれば、二次空気要らないようにも思うのだが、、、それのが制御しやすそう。内燃機関の燃料噴出量コントロールみたいに。)
- 排気量(ダンパー)及び火加減で炉内状態をコントロールしている。
- 加熱前の水分少ない(10wt%以下?)。(事前に完全乾燥、または水分量調整(増量)した焙煎も面白そう。)
■違うところ
- 焼物焼成温度max1000℃以上、珈琲焙煎温度せいぜい300℃以下、焼成時間も全然ちがう。
- 焼き物は一般に二度焼き。低温気味で素焼き→表面に釉薬などを施工→本焼き。なんでだ?当たり前だと思って見ているけど、二度焼きのほんとうの必要性は勉強不足。
- おそらく、(未確認)、焼き物は表面の釉薬の焼けかたが最重要。陶器内部の状態の要因は未調査。珈琲焙煎は、表面でなく、むしろ内部の焼成状態が重要、、、
まだまだありそうですが、きょうはここまで。