医戒、技戒、サラリーマン戒、珈琲戒、
■TVをちら見していたら、医戒ってのがあって、研修医には、まずはじめに叩き込まれるらしい。すごい。そーだよねー。いくら資本主義、自由競争社会だって、利益だけじゃないはずだよねー。
□技戒とか、サラリーマン戒ってのはないのか? ← だめじゃん。 「珈琲戒」とか作っちゃおうかな、
扶氏経験遺訓現物(阪大HPより引用)
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□以下、とてもよい感じなので、長いですが、全文引用しました。
緒方洪庵抄訳扶氏医戒
一、 人(ひと)の為(ため)に生活(せいかつ)して己(おのれ)のため生活(せいかつ)せざるを医業(いぎょう)の本髄(ほんずい)とす 安逸(あんいつ)を思(おも)はず名利(みょうり)を顧(かえり)みず唯(ただ)己(おのれ)をすてて人(ひと)を救はん事を希(ねが)ふべし。 人(ひと)の生命(いのち)を保全(ほぜん)し人(ひと)の疾病(しっぺい)を複治し人(ふくなおしひと)の患(かん)苦(く)を寛解(かんかい)するの外(ほか)、他事(たじ)あるものに非(あら)ず。
二、 病者に対しては唯(ただ)病者を見るべし、貴賎(きせん)貧富(ひんぷ)を顧(かえり)みること勿(なか)れ。 一握(いちあく)の黄金(こがね)を以(もっ)て貧士(ひんし)双眼(そうがん)の感涙(かんるい)に比(ひ)するに何ものぞ、深く之(これ)を思うべし。
三、 其(その)術を行うに当っては病者を以って正鵠(せいこく)とすべし。決して弓矢となすこと勿(なか)れ、固執(こしゅう)に僻(へき)せず、漫(まん)験(し)を好まず、謹慎して眇看(びょうかん)細密(さいみつ)ならんことを思うべし。
四、 学術を研精(けんせい)するの外(ほか)、言行に意を用いて病者に信任せられん事を求むべし。然(しか)れども時様(じよう)の服飾を用い詭誕(きたん)の奇説を唱(とな)へて、聞(ぶん)達(たつ)を求むるは大(おおい)に恥じるところなり。
五、 病者を訪(と)ふは粗漏(そろう)の数診(すうしん)に足を労(ろう)せんよりは、寧(むし)ろ一診(いっしん)に心を労して細密ならんことを要(よう)す。然(しか)れども自(みずか)ら尊大(そんだい)にして屡々(しばしば)診察するを欲(ほっ)せざるは甚(はなは)だ悪(にく)むべきなり。
六、 不治(ふじ)の病者も仍(よって)其(その)患(かん)苦(く)を寛解(かんかい)し、其生命(せいめい)を保全(ほぜん)せんことを求むるは医の職務なり。棄(す)てて顧(かえり)みざるは人道(じんどう)に反(はん)す。たとひ救う事能(あた)はざるも、之を慰(い)するは仁術(じんじゅつ)なり。片時(かたとき)も其(その)命を延(の)べんことを思うべし。決して其(そ)の死を告(つ)ぐるべからず。言語容姿皆(みな)意(い)を用(もち)いて之(これ)を悟(さと)らしむること勿(なか)れ。
七、 病者の費用少なからんことを思ふべし。命を与(あた)ふるも命を繋(つな)ぐ資(もと)を奪(うば)はば亦(また)何の益かあらん。貧民に於ては茲(ここ)に甚酌(しんしゃく)なくんばあらず。
八、 世間対しては衆人(しゅうじん)の好意を得(え)んことを要(よう)すべし。学術卓(たく)絶(ぜつ)すとも、言行(げんこう)厳格(げんかく)なりとも、斉民(さいみん)の信(しん)を得(え)ざれば之(これ)を施(ほどこ)すところなし。又周(あまね)く俗情(ぞくじょう)に通(つう)ぜざるべからず。殊(こと)に医は人の身命(しんめい)を委托(いたく)し赤裸(せきら)を露呈(ろてい)し最蜜(さいみつ)の禁秘(きんぴ)をもひも啓(ひら)き、最辱(さいじょく)の懺悔(ざんげ)をも告(つ)げざることは能(あた)はざる所なり。常に篤実(とくじつ)温厚(おんこう)を旨(むね)として多言(たごん)ならず、沈黙(ちんもく)ならんことを主(しゅ)とすべし。博徒(ばくと)、酒客(しゅかく)、好色(こうしょく)、貧利(どんり)の名なからんことは素(もと)より論をまたず。
九、 同業の人に対しては之(これ)を敬(けい)し之(これ)を賞(しょう)すべし。たとひ然(しか)ること能(あた)はざるも勉(つと)めて忍(しの)ばんことを要すべし。決して他医(たい)を議(ぎ)するなかれ。人の短(たん)をいふは聖賢(せいけん)の明戒(めいかい)なり。彼が過(あやまち)を拳(あ)るは小人(しょうじん)の区徳(きょうとく)なり。人は唯(ただ)一朝(いっちょう)の過(あやまち)を議せられて己(おのれ)生涯の徳を損(そん)す。其(その)損失(そんしつ)如(いか)何(ん)ぞや。各医(かくい)自家(じか)の流有(りゅうあ)て、又(また)自得(じとく)の法(ほう)あり。慢(みだり)に之(これ)を論(ろん)すべからず。老医は尊重(けいちょう)すべし。少輩(しょうはい)は愛賞(あいしょう)すべし。人若(も)し前医(ぜんい)の得失(とくしつ)を問(と)ふことあらば勉(つと)めて之を得(とく)に帰(き)すべし。其(その)冶法(ちほう)の当否(とうひ)は現症(げんしょう)を認(みと)めざるは辞(じ)すべし。
十、 毎日夜間(やかん)に方(あた)って更(さら)に昼間(ひるま)の接病(せつびょう)を再考(さいこう)し、詳(つまびらか)に筆記するを課(か)定(てい)とすべし。積(つ)んで一書(いっしょ)を成(な)せば、自己の為にも病者(びょうしゃ)のためにも広大(こうだい)の脾益(はいえき)あり。
十一、治療(ちりょう)の商議は会同(かいどう)少なからんことを要す。多きも三人に過(す)ぐべからず。殊(こと)によく其(そ)の人を選ぶべし。只管(しかん)病者(びょうしゃ)の安全を意として、他事(たじ)を顧(かえり)みず、決して争議の及(およ)ぶ事勿(なか)れ。
十二、病者曽(かつ)て依(い)託(たく)せる医を舎(す)て窃(せつ)に他医(たい)に商(はか)ることありとも、漫(みだ)りに従(したが)うべからず。先(ま)づ其(その)医に告げて其(その)説を聞くにあらざれば従事(じゅうじ)すること勿(なか)れ。然(しか)りといへども、實(じつ)に其誤冶(ごち)なることを知て、之(これ)を外視(がいし)するは亦(また)医の任(にん)にあらず。殊(こと)に老険(ろうけん)の病(やまい)にあっては遅疑(ちぎ)することある勿(なか)れ。
上件十二章は扶(ふ)氏医訓(いくん)巻末に附(ふ)する所の所戒(しょかい)の大要を抄譯(しょうやく)せるなり、書して二三子(にさんし)に示し亦(また)以て自警(じけい)を云爾(いふのみ)
安政 丁巳(ひのとみ) 春正月 公裁誌
(善紀クリニックHPより引用)net上あちこちに、いくつかのバージョンあるみたいだけど、こちらを引用させていただきました。
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■ここhatenaのHTML(HPとか書くときに使う言語)って、なんか微妙に面白いというか、おかしいというか、使えるようで使えないようで使えるみたいな、、、 ↑ [textarea]っていうHTMLの命令試しに使ってみたんだけど、一応使えるみたい。だけど、縦幅とか横幅は既定なのだろうか、コントロール出来ないみたい、あ、いや、ここ(このデザイン)では使えますね。 あーでも[disabled](←編集コピー禁止)は効いてないみたいですね、、、これはCSSの設定によるのでしょうか? ヘルプ見てもそのへんのことの言及見当たらないし、、、あとでもしHPなどに移植することになったら、面倒そう。
□あーどーやら、ブラウザ種にも関係してますね、、、Ie8.0、FF4.0、opera11.1、Chrome11.0で見れるように調整したのでまあそんなところで許してください。、、、面倒。