SOWACAFE DIARY

自家焙煎 真岡珈琲豆舎 ソワカフェ の日記

"I do not consider the sale complete until goods are worn out and costomer still satisfied."  - Leon Leonwood Bean 1916
「私は売れた商品がボロボロになるまで使われ、なおかつお客様がその時点で満足していることで物販は成立すると考える。」  - レオン・レオンウッド・ビーン (1916年)

 ■出店予定日時、場所は、ホームページに記載致しますのでご覧ください。→【こちら

2011年度珈琲市場予測

■2011年度珈琲市場予測
2011年は、主要大生産国は減産の年と予測される上、需要は昨年でも2、3%増となっており今年も新興国の需要増から珈琲相場は高騰する予測となってます。「一番の要因は投資目的の相場上昇」です。
現在NY珈琲相場が13年ぶりに250¢を超える高騰となり1年間の相場増額率が200%と、かつて無い高騰となりました。「1年間で相場が2倍の高騰」です。(kimametatsu_HPより引用)
□まあ嗜好品だから、高くっても飲む人は飲むんだろうけど、食品の価格が、先物取引市場での投機による乱高下」するのはなんだか頭にくる。まだ先進国の消費者は余裕あるんだろうけど、生産国の貧困農業従事者の方たちの生活が、こんな原因で不安定化するのはどうにもやるせない。それに、こんなことじゃ高品質の農作物なんてできないでしょ。土地も人も荒れちゃうんだろうなぁ←悲

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■memo:

  • カカオマスとは、カカオ豆の胚乳を発酵、乾燥、焙煎、磨砕したもの。
  • カカオマスには約55%のカカオ脂肪分(ココアバター)が含まれている。 プレス機でカカオリカーから適度にココアバターを圧搾したものをココアケーキと称し、ココアミルでココアケーキを粉砕して粉末状にしたものがココアパウダー。 ココアパウダーの脂肪分は約11%〜23%程度。(アルカリでpH調整して味を整えるらしい。)
  • イギリス人が固形のチョコレートを考案するまでは、チョコレートといえば飲み物を意味した。現に、例えば米国では今でも「ホット・チョコレート」と言えば日本で言うところの「ホット・ココア」飲料を意味するらしい。 日本国内では昨今、ココア粉末を使用したものをココア、生チョコレートの水分を多くしたものをチョコレートドリンクと称し分ける傾向があるが、これらチョコレート飲料の名称について厳密な定義は今のところない。
  • コーヒーと同様、チョコレートもカカオマスの種類・産地・焙煎により、苦味、酸味、コク、香りなどのバランスが異なる。価格、風味の面を考慮し、複数の産地のカカオマスをブレンドして原料として用いることが一般的となっている。
  • 産地・豆の種類によって異なるが、ココアバターの融点は一般的に32〜36度である。ココアバターは多形の結晶であり、融点の異なるγ,α,β',βの結晶構造を有する。液状のココアバターを徐冷するとα型などの結晶が生成され、ぼそぼそとした感触になる。ココアバターやチョコレートの製品を整形する際は、調温(テンパリング)を行ってβ型結晶を生成する。β型の結晶構造にまとめると生地が滑らかになり、表面の艶が出、歯応えよくパキッと折れるようになる。

wikipediaより引用)
□ ↑ いやーココアって、思ってたよりずっと難しいんですね〜。なめてました。ごめんなさい。 固形チョコレートはさらにさらに精錬とかテンパリングとか、、、下手に足を突っ込まないほうが良さそう。 フランスでは、パテシィエとは別に、「ショコラティエ」ってチョコレート専門の職人さんまでいるんですね。全然知らなかった。 バレンタインの手作りチョコとかって、そんな難しい物だったのか?!
□ここでも名称問題、ややこしいみたいです。日本では一般に、カカオ系飲み物をココアって言うと思うけど、国によって、ホットチョコレートだったり、、、でも日本ではホットチョコレートはココアと別物だったり、、、、以下略
□どーもどーやらカカオでは、発酵工程が、単純に果肉を除去しやすくするためじゃなくて、製品の香味を左右する工程みたい。けっこう重要らしい。 珈琲豆ではそれほど重要視しないで、最近は発酵工程を省いた水洗式が主流みたいだけど、、、珈琲豆における発酵工程(原産国でやっています)の重要性が気になる。
☆もしかして、珈琲って、とんでもない間違いしているんじゃないだろうか??? 抽出とか、焙煎工程ももちろん香味を左右するけど、、、そんなことより、もっともっと大切なファクターあるんじゃないか? 
☆現代、安く大量生産されている生豆の品質って、大丈夫なんだろうか? 心配になってきてしまいました。 同じ面積で2倍も3倍も収穫できて、しかも病害虫日照不順温度不順多雨少雨に強いようにどんどん品種改良されて、そして現地加工も水洗式など大規模効率的プラント化してるそうだけど、、、
☆自分の飲んでる珈琲って、本当においしい珈琲なんだろうか、もっともっと美味しい珈琲豆が、フツーにあるんじゃないだろうか?  昔の珈琲は美味しかったって人と、不味かったって人が両方いるみたいだけど、、、 疑問だらけ。
☆生産国が近くに、せめて国内にあれば、とにかく現場現地確認したいけど、中米も南米もアフリカも遠すぎる。くやしい。 
☆てーことは、自分でコーヒーの木を自分で育てるか? そんなことできるんだろうか? 

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■memo:珈琲石けんの先行調査:どうせなら、既製の石けん溶かして珈琲粉を混ぜて再成形するだけ、なんてちゃちなことしないで、、、珈琲豆から珈琲油を抽出して、鹸化して、原材料珈琲豆100%の珈琲石けん作ってみたい。その予備調査。










































































原料脂肪酸の種類と石鹸の性質
脂肪酸名 素数 油脂の例 冷水での溶け易さ 洗浄力 皮膚刺激性
10以下 弱い 要確認
ラウリン酸 12 ヤシ、パーム核 溶け易い やや大 持続性小
ミリスチン酸 14 ヤシ、パーム核 溶ける やや粗大
パルミチン酸 16 パーム、牛脂 溶けにくい 持続性大
ステアリン酸 18 牛脂 溶けない 特大 泡立ち中
オレイン酸 18不飽和 パーム、牛脂 溶け易い 細かい 微弱
20以上 溶けない

【出典】日本石鹸洗剤工業会「石けん洗剤知識」を一部改変


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■脱線しっぱなし。「なぜコーヒーノキの実なのか、」「なぜ焙煎するのか、」まで繋がらない。まあどっかでつながっていくと思うけど。効率重視で目的達成に向けてまっしぐらより、興味のままふらふらしていたほうが、とんでもない発想が出てくると思う。←自己正当化、 でも、期限とか納期とかplanningしておかないと、こういうのってだめだめなんですよね。←経験則ですが。

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