益子陶器市 珈琲の道具展
■文化の日、良い天気に恵まれ、愛機W650を駆ってミニツーリング。益子の陶芸市に妻とタンデムで。
□二輪は渋滞知らずでスイスイ。四輪の脇をすり抜けて、先頭にたって突っ走ると気持ち良い。
□親友「てまりがま」さんの出店の目の前の車道に、ドカンとバイクで乗り付けて、接客中のテマリさんとしばしおしゃべり。「バイクで店前に乗り付けるのは、あんた達ぐらいだよ」、と冷やかされてしまった。気分良い。
□ルージュノワールシリーズ(赤と黒、勝手に命名)なかなか良い感じ。テマリさんらしく、カチッとした機能美を感じる。
□すぐ近くの「カフェナオイ」で出店していた「珈琲舎 雅(みやび)」の店主ご夫妻に声をかけ、珈琲を注文。
□すごいお客さん。レジで列をなしている。珈琲飲む人より、珈琲関連陶器購入する人のほうが多数みたい。コラボの効果すさまじい。
□初日からこれほどの来客は予想外とのこと。「こんな繁盛してたら、焙煎豆足りなくなっちゃうんじゃないですか?」と問うと、前々日たっぷり焙煎したので大丈夫だって。一日ちゃんと寝かしておくのがさすがのこだわり。
□抽出も、ドタバタパンク寸前の様だが、それでも美味しい珈琲を淹れるのは、プロの技のなすところ。
□味、香りは生豆、焙煎の技術が主だと思うが、濃すぎず薄すぎずの絶妙の濃度の抽出は、さすが。350円の値段も適正だと思う。
□今朝4時発で福島のお店を出発、直行で益子で出店、今日直帰して、明日あさっては福島の実店舗で営業、土日はまた益子へ出張って陶器市出店だって。すごいバイタリティ。でも夫婦でお仕事、お互いフォローしあっている様子で楽しそう。
□もっとおはなし聞きたかったが、さすがに控えて、「ゆみ陶 遠藤」さんの器でゆっくり珈琲をいただく。遠藤さんご本人もいらしたが、ひっきりなしの来客で店内騒然状態、声かけそびれてしまった。元銀行員さんで、4年ほど前に開窯独立したんだって。話したら面白そう。
□もえぎ本店に移動。騒然とした益子の街中から離れ、峠を超えてしばらく田舎道を突っ走り、さらにダート道をたどり、とんでもない急坂を登ると、要塞が現れた。
□初めて来たのだが、驚いた。こんな所にこんな立派なモノがあるなんて! なんか高貴な雰囲気。まるで美術館みたいだが、尋ねると写真撮影OKとのこと。ラッキー。
□陶器市開催中にもかかわらず、街中と比べてこちらはいたってのんびりモードで良い感じ。今回は、「珈琲の道具展」を開催中との情報だったので私たちはやって来たが、普段平日とかどんな感じなんだろう。 「もえぎ」って店どうなっているんだか不思議。
□珈琲の道具たち。一番上が阿部誠さん、ゴツい。 三番目の加藤芳夫さんは松屋式抽出蒸らし対応か?だとしたらすごいこだわり。五番目はてまりがまさん、機能的で魅力的な価格だ。ここのカフェでも実際に営業用に採用されていた。
□藤橋敦子さんのヘタうま風?うさぎシリーズが印象的だった。可愛すぎず、崩れすぎず、ぎりぎりのところが良い。妻も一番気に入っていた。 特に↑のマグカップの取っ手のデザインが秀悦。よくうまく接着させているものだ。使い勝手は?だが、、、
□えきのりこさんの珈琲具類は、ネルフィルター対応。へー初めて見た。なるほど。だけど下に大きめの一つ穴でネルフィルター使うと味はどうなんだろう?
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□カフェコーナーは、こちらも珈琲舎雅さんの豆。益子のあちこちで活躍していらっしゃる。本当かどうか知らないが、店主本人曰く、福島ではあまり目立たないお店なんだそうだ。
□珈琲美味しそうだったが、400〜500円だったので、節約のためスルー。材木端材のスクエアに白ペンキのメニューは良いアイデア。
□本館では、磁土展。磁器も鮮やかで鋭い形で面白い。 四番目のフクモ陶器が特に印象的。狙いは良いと思うけど、奇を衒いすぎの感じもする。
□まあ疲れたけどとにかく行ってよかった。いろんな刺激うけるし、少しずつだけど、人の輪が広がる感じがする。
□以上!