SOWACAFE DIARY

自家焙煎 真岡珈琲豆舎 ソワカフェ の日記

"I do not consider the sale complete until goods are worn out and costomer still satisfied."  - Leon Leonwood Bean 1916
「私は売れた商品がボロボロになるまで使われ、なおかつお客様がその時点で満足していることで物販は成立すると考える。」  - レオン・レオンウッド・ビーン (1916年)

 ■出店予定日時、場所は、ホームページに記載致しますのでご覧ください。→【こちら

ルージュ ノワール(水戸)

■本日11日月曜日は体育の日でお休み。
□午後から愛機W650でミニツーリング。二輪には最高の気候。気分良くかっ飛ばしてきた。
□1時間ほど走って、水戸で珈琲タイム。 我が家で毎月、豆を通販で購入している、お気に入りの  ”珈琲焙煎 Rouge Noir (ルージュ ノワール)” へ久しぶりにやってきた。
□入り口を入ると、ドカンと赤のラッキー社製4kg焙煎機と煙突が鎮座していて圧倒される。カッコいい。半熱風式。 店主さん、フジの焙煎機嫌いらしい。


□道路側が全面ガラス張りで、すっきりしている。ルージュノワールって、フランス語で”赤と黒”だそうだ。店内も赤黒ですきっとした感じ。ぐちゃぐちゃと凝りすぎていないのが良い。
□珈琲は全品300円、2杯目からは銘柄変更OKで150円!嬉しい価格設定。珈琲銘柄飲み比べにはもってこい。
□きょうはモカマタリとケニアをいただく。モカ美味い。ちょい薄めかも。 ドリップはハリオ円錐ドリッパー。見ていると、1杯で豆20gぐらい使っている。
□ケーキセットは650円。クッキーを添えるってのは良いアイデア。ボリューム感でるし。お買い得感あり。


□テーブル4人席1つに2人席3つ、あと、カウンター窓側4脚とキッチン側4脚。全面禁煙。 BGMはjazzボーカル系。
□2時過ぎに入ったのだが、ほぼ満席。2時から4時が一番混むそうだ。若いOLペアから初老夫婦まで、客層はいろいろ。豆だけ購入して帰る人も結構いる。スタッフは2名。
□ロケーションは、茨城県庁に程近い、凖幹線道路脇、ビルの一階のテナント。お隣は革靴修理屋さん。メンテ中の登山靴など並んでいる。この店も個性的で面白そう。
□県庁に近いといってもかなり田舎で周囲に畑もけっこう残っていて、市街地って感じとちょっと違う。県庁、郊外へ移転したのだろうか?


□店主お気に入りのGAGGIA社製エスプレッソマシン。GAGGIA-DECOって言うのかな、とても美しい。世界で2番目にすごいマシンなんだって! 1番は何なのだろう?
□せっかくだからエスプレッソをダブルで淹れてもらう。一口はそのままで飲む。美味しい。
□勧めに従って、砂糖を大盛り三杯、溶けなくて底に残るほど入れて飲んだ。 甘い!なんだこれはって感じ。別の飲み物だね。こーなっちゃうと珈琲の味なんてわかんない。飲み慣れないせいか。美味しさがわからない。甘いネッチョリ感が口の中にいつまでも残る。あーもう一杯ドリップコーヒー飲みたくなった。

□ミルク系のカプチーノなどは、本来は、子ども用の午前中に飲む飲み物らしい。イタリアで、大人がカプチーノ飲んでるのは日本人観光客ぐらいだって。ほんとかな?
□このお店はドリンクテイクアウトもできる。良いアイデアだと思う。 バイクだからきょうは無理だけど。
□毎月買っている500g600円程度の特売豆を2kg仕入れて、(いつも特売豆ばかりで申し訳ないので)ついでにスペシャリティコーヒーのグアテマラトドサンテリタを100g(480円)だけ購入。本当は、特売豆もけっこう美味しくて、あんまり差が解らないんだけど少なくとも5倍近く値段差があるんだったら絶対安いほうがお買い得感あり。
□↓下の写真は500gの値段。100gじゃないよ!


□店主のうるさすぎず、媚びすぎず、でも優しそうな雰囲気がいい味出している。サザコーヒーで七年ほど焙煎の仕事をしていたんだそうだ。珈琲一筋って感じの人。 仕入れが制限されるから、堀口LCFなどの、どこのグループにも属したくない。自分の力で良い生豆を探すんだそうだ。素晴らしい。
□"こだわりの上質コーヒー豆、丁寧なハンドピック、洗練された焙煎技術、すべては旨いコーヒーの為に" てのがコンセプトかな。売上は、豆売と店内利用と、ほぼ半々だそうだ。
□なんといってもこの店の特徴は、「かなり美味しいキレイなお買い得豆」と、「かなり安くどの豆でも飲める店内珈琲(試飲的)」だろう。これが集客にもつながっているはず。他でこんな商品見たことない。差別化している。以前は、珈琲問屋の「今月の超特価品」を愛用していたが、それより美味しいし、豆がキレイだし、安いと思う。
□スペシャリティ珈琲は美味しいんだろうけど、生豆も高いから、こんな安売りは出来ないはず。安くて美味しい生豆を探してくる努力と才能が必要だ。薄利多売だね。でもそれが美味しい珈琲を家庭でガブガブ飲む文化、習慣につながっていくはず。いくら美味しくても、100g500円の珈琲豆じゃ、一ヶ月2kgも使えねーもんな。
□今のところ、私が知っている店の中でベストなお店。例えば「HAKOYA」などに比べると、最高に珈琲が美味しい店では必ずしもないかもしれないけど、コンセプト、方向性が良い。つまり美味しい珈琲豆の薄利多売。美味しい珈琲を気軽に飲む文化を地域に広げる。 
□こういう店をやりたい。 ただ、初期投資がかなりかかることと、私の住んでいる田舎町でもこのような形態で成り立つかどうかが不透明なんだよね。


□↑これが今回持ち帰った、我家の一ヶ月分のコーヒー豆。2.1kg。
□このドリップに使ったのは、先月購入した豆だが、まだけっこう良い感じに泡立つ。
□最近、「松屋式ドリップ」もどきにこっている。じっくり蒸らしてお湯少量ずつ滴下して、半分お湯で薄める、、、みたいな感じ。味の違い今のところはっきり解らないんだけど。
■帰宅したら疲れてバタンキュー。

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