SOWACAFE DIARY

自家焙煎 真岡珈琲豆舎 ソワカフェ の日記

"I do not consider the sale complete until goods are worn out and costomer still satisfied."  - Leon Leonwood Bean 1916
「私は売れた商品がボロボロになるまで使われ、なおかつお客様がその時点で満足していることで物販は成立すると考える。」  - レオン・レオンウッド・ビーン (1916年)

 ■出店予定日時、場所は、ホームページに記載致しますのでご覧ください。→【こちら

アトリエ・ジュリアローズ (喜連川)

■午後から、妻のリクエストで、喜連川のジャム屋さんまでドライブ。”アトリエ・ジュリアローズ
□幹線道路から外れた、川沿いの、一般家屋のようなお店。おうちカフェって言うんだろうか。目立つ看板もなく、思わず通りすぎてしまった。
□個人のお宅におじゃまするような感覚。場所も分かりにくいし、事前情報でしっかり知らなかったら、通りすがりでは絶対入らないだろう。少なくとも私には入る勇気はない。 ネット情報はすごい。いまや繁栄店になるための必須条件だね。

□庭を横切りると、人懐っこい白猫がお出迎え。あとで聞いたら、「ブルー君」だそうだ。
□「こんにちは、おじゃましま〜す」って感じで、玄関を開けると、やっぱり普通のお宅。靴を脱ぎ、スリッパを履いて室内へ。室内は小奇麗な雰囲気でゆりの良い香りで満たされている。生け花が美しい。


□左手の室内ドアを開けると広いリビング。右側の棚に、商品のジャムがきれいにディスプレイしてある。
□2人がけのテーブルが三っ、小上がりに四人掛けテーブル一つ。子供連れでものんびりできそうな感じ。あと、外のデッキにテーブル一つ。喫煙席。



□テーブルにもユリの花。室内あちこちが花で飾られている。多すぎてしつこいほどでもなく、良い感じ。
□珈琲350円と、スイーツセット650円を注文。スイーツはブルーベリーロールケーキをチョイス。ケーキ皿の盛り付けがきれい。いちじく、ネクタリン、ピレーネ、パインが乗っていた。どれもみずみずしくて美味しい。


□ジャムの試食に、いちじく、ルバーブ&パイン&ココナッツ、洋なし、オレンジトマトをいただく。どれもとても甘い。

□室内ごちゃごちゃしておらず、すっきりしている。BGMは洋楽ボーカル。ラジカセだけど、違和感特にない。
□ジャムのビンが綺麗にディスプレイしてある。おもわず購入したくなっちゃう。こちらのジャム、年間150種類も作ってるんだそうだ。すごい。ジャムって、旬のいろんな果物や野菜や花びらを瓶詰めすることによって時間をストップできるし、mixしたり、層状に入れたり、、、無限の可能性を感じる。楽しそう。


□広々していてとってもきれいな庭。うまく設計してある。イングリッシュガーデン風なのだろうけど、ウッソウとした感じではない。薔薇の季節には、きれいに咲き誇るのだろう。 管理大変そう。 
□庭の奥にはブルーベリー畑。年間200kg収穫、道の駅にも出荷しているんだそうだ。


□お店のコンセプトは、”店主の大好きなバラ「ジュリアローズ」みたいに、あなたを幸せな気分にしてくれるジャムをお届けしたい…。”
□奥の部屋では、ジャム包装の作業をされていた。スタッフ2人で切り盛りしている。有名なお店なので、混雑を覚悟してきたら、そうでもなかった。でも、がらがらというほどでもなく、とぎれなくほかのお客さんが来訪していて、ちょうどよい混み具合。

□アットホームでのんびりできた。対応もしつこすぎず、適度にとても親切。全体に、センスがすばらしい。
□珈琲屋さんとはジャンルがちょっと違うから、やむをえないが、珈琲はすごくおいしいというほどではなかった。ここではハーブティーでも飲むのが正統派なんだろうな。珈琲屋さんじゃないんだからしょうがないが、ゆりの花の香りが珈琲の香りとミスマッチしてしまっている。
□自宅でこんな風に開業できたらよいなぁ。開店費用圧縮できるし、ランニングコストも最低限ですむ。だけど、これで生活費維持できるってのがすごい。
□「カフェ開業楽しみですね。強い意志があれば必ず実現できると思います。」とオーナーから励ましをいただいた、”強い意志、” 私の場合、これがネックかも。
□ランチはやっていないようだ。よい選択だと思う。
□営業時間:カフェ(木・金・土・日)13:00〜18:00 っていう割りきりがすばらしい。
□ここを目的地として強い意志を持ってくるお客さんじゃないと、たまたまふらっと来た人は、入店するのためらってしまうだろう。
□自宅建築時から、おうちカフェ開店を想定して設計したのだろうか?

□オーナーとおしゃべりしていて教わったのだが、猫カフェってのがあるんだそうだ。へ〜。そんな方法もあるんだなぁ。”これ”かな。こんど見に行ってみよう。
□お土産のジャム650円を三つほど購入して、帰宅。