SOWACAFE DIARY

自家焙煎 真岡珈琲豆舎 ソワカフェ の日記

"I do not consider the sale complete until goods are worn out and costomer still satisfied."  - Leon Leonwood Bean 1916
「私は売れた商品がボロボロになるまで使われ、なおかつお客様がその時点で満足していることで物販は成立すると考える。」  - レオン・レオンウッド・ビーン (1916年)

 ■出店予定日時、場所は、ホームページに記載致しますのでご覧ください。→【こちら

味の違いを見極めようとこの一ヶ月、円錐形ドリッパーと普通の台形ドリッパーをとっかえひっかえ順番に使ってみているのだが、これが、違いが今ひとつはっきりしない。判らない。
らちが明かないので、休みの日を利用して、大実験!を行った。
方法:豆はブラジル#2、豆の量、挽き方、お湯の温度、量、注ぎ方、注ぐ速度、コップの形など、条件をできるだけ一緒にして、円錐形、台形それぞれのドリッパーで珈琲を淹れた。
次に、妻と私、一方が見ないようにして他方が珈琲をコップに注ぐ。つまり既成概念が入り込まないようにどっちがどっちかわからないようにして味見をした。妻と自分、交互に2回行った。
結果:ほんのわずかな差なのだが、2人とも、円錐形のほうがすっきり、さっぱり味。台形の方がこってり、えぐい味と言う判定だった。ほんとにわずかな差なのだが、確かに差はありそうだ。
淹れるところを見ていると、円錐形のほうが、お湯が落ちる速度がわずかに速い。この差が味の差になっていると思われる。そう考えると、円錐形でもっとゆっくりした速度でお湯を注げば台形と同じようなこってり味に淹れられるだろうから、円錐形ドリッパーの方が、味の自由度が高いと言う意味で優れていると言うことになるようだ。
結論:どちらかと言えば円錐形のほうが味の自由度が高く優れているが、その差は小さく、豆のロット、銘柄など、他の要因の方が味に対する影響は大きいと考えられる。
値段がそれほど変わらないんだったら、”夢の珈琲店”では、円錐型ドリッパーの方を使いたい。(ネルと言う選択肢も残っているが、)
■妻の今日の一言:「円錐形と台形のドリッパーで2回飲み比べをしてみたが、一度目は入れたて直ぐを飲んだせいか味の違いが判ったけれど、2回目は違いは判らなかった。結構微妙な違いなんでしょうね。」